不完全なSexy Zoneに会ってきた話

Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGESに参戦してきた。

 

 

 

 

 

 

大学進学を機に関東に引っ越したので、今回初めて横浜アリーナに参戦となった。

大好きな佐藤勝利くん担と参戦することになり、二人の名義が当選して2公演入ることになった。

 

2018年3月31日にSexy Zoneと会ってから、1年以上ぶりだった。

互いの近況を報告したり、アオハルTVの自担がかわいいだとか、ロケ地巡りをしたいだとか。

 

 

 

 

せっかく会えたのだ、楽しい話だけをしよう。

私は参戦前からそう決めていた。(日常の愚痴は別でカウントさせてくれ)

 

 

 

実を言うと、参戦前に帰省した際、母と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずっと待つと決めたけど、彼が無理だと言うなら、戻ってこない選択をしても応援しよう。彼の人生を。」

 

 

 

 

 

帰省していた時、彼が休養を発表して5か月を迎えた。

 

 

彼のプレッシャーにならないように、4人の活動を制限しないように。

そう思っているうちに、無意識に私は諦めていた。

 

 

 

 

 

子供の頃から見てきた国民的アイドルだって、一区切りつけようとしているご時世だ。

ずっと同じメンバーで活動するのは当たり前じゃない。

 

 

前だってSexy Zoneはバラバラに活動した。

その時は姿を見せない大人のせいだったけど、今度は自分たちで決断するかもしれない。

 

 

事情が事情だから、何かあっても否定せずに受け止めよう。

 

 

そう諦めていたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、Sexy Zoneは諦めてなんかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のツアーの演出は、4人のステージだった。

5人のものとは別物。

登場の仕方だって、4という数でなければ無理なものだっただろう。

 

 

 

 

めちゃめちゃ楽しかった。

盛り上がりもすごいし、セクゾらしさを出しながらもセクゾとは違う色の演出。

さすが菊池風磨だ。自担だから甘いのかもしれないが、やっぱり賢い。もはや怖い

 

 

 

 

 

 

でも、

楽しかったことが悔しかった。

 

 

 

 

 

ツアーが始まる前は、5人じゃない彼らを目の当たりにして大丈夫だろうか。

彼の穴なんて誰も埋められないじゃないか。

ツアーの決定さえ遅ければ、4人でツアーなんてせずに済んだのに。

そう思っていたから。

 

 

 

 

 

 

 

そんな寂しさを感じながらも、参戦初日の夜はアオハルTVを見て爆笑して眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラスト参戦は横アリラスト公演だった。

 

 

 

話はだいぶ飛ぶが、勝利くんが

「みんながいれば時代は創れると思います。そのためには松島も一緒に5人で時代を創れればと思っています。」

 

 

 

 

ぶっちゃけそこで泣いた。(ほんとに話飛びすぎ)

こんなのセクラバ以外分かってくれないレベルで情緒不安定である。

 

 

 

 

泣いてしまったのでそれ以降のメンバーの話はうろ覚えだが、風磨くんが

「寂しさを感じさせないようにとやってきたつもりだけど、寂しくなくなっちゃうのが一番寂しくて。だからこれからも、5人のSexy Zoneを応援してやってください。」

と言ってくれたことは覚えている。

 

 

 

 

 

 

なんでこの男は私の気持ちがここまで分かるんだよ。

今思えば、私たちの気持ちを汲み取っただけじゃなくて、彼ら自身の思いを、風磨くんが言葉にしてくれたのだろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは

寂しいと思っていていい。

しつこく彼の帰りを待っていていい。

Sexy Zoneはなにがあっても5人なんだと思っていていい。

 

 

 

だって、Sexy Zoneが一番そう思っているんだから。

 

 

 

 

 

 

アイドルとファンの気持ちが、ここまで一致することはめったにない。

アイドルが素直な気持ちを伝えてくれることなんて、めったにない。

だけど、他のどんな人の言葉よりも、彼らの言葉は信用できる。

私たちを肯定してくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のライブは完全なものだった。

そう、ライブは。

 

 

Sexy Zoneは不完全だった。

でも、それでいい。

完全になってはダメなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5人で時代を創るのだから。